「体験レッスンに申し込んでくれた人のインスタ見たら、フォロワー1万人超えてた…」
「パティシエ経験者って書いてある。私より絶対上手だよね、どうしよう…」
レッスンの申し込みが来て嬉しいはずなのに、相手のプロフィールを見て不安になってしまう。
自分より経験豊富そうな人、技術が高そうな人、知識がありそうな人。
そういう「すごい人」が来ることが分かると、急に怖くなってしまいますよね。
でも、ちょっと待ってください。
その「すごい人」は、なぜあなたの教室を選んで申し込んでくれたんでしょうか?
技術を見下すため?
比較するため?
違いますよね。
あなたの教室に、何か求めているものがあるから来てくれるんです。
この記事では、「自分よりすごい人が来たらどうしよう」という不安との向き合い方と、等身大の自分でレッスンをする大切さについてお伝えします。
なぜ「すごい人」があなたの教室に来るの?
「この人、絶対私より上手だよね」
そう思ってしまう気持ち、本当によく分かります。
- フォロワーが何万人もいる人
- 製菓学校を首席で卒業した人
- パティシエとして働いていた人
確かに数字や経歴だけ見たら「すごい」ですよね。
でも、考えてみてください。
その人たちは何を求めて、あなたの教室に申し込んでくれたのでしょうか?
実は、「すごい人」にも知らないことや、できないことがあるんです。
たとえば、フォロワーが何万人もいる人でも、実際に誰かにお菓子を教えた経験はないかもしれません。
インスタで綺麗な写真を撮るのは得意だけど、レッスンの組み立て方や生徒さんとのコミュニケーションの取り方は分からない。
パティシエ経験がある人も同じです。
プロの現場で高度な技術は身につけているけど、集客の方法や、初心者にどう教えたら分かりやすいかは知らない。
製菓学校を首席で卒業した人だって、自宅教室ってどんな雰囲気なのか、どんな生徒さんが来るのか、実際に見てみないと分からないんです。
つまり、その人たちはあなたに「何か」を教わりに来ているんです。
その「何か」は、必ずしも高度な技術じゃありません。
初心者の生徒さんへの接し方かもしれないし、アットホームな教室の雰囲気かもしれない。
自宅教室ならではのレッスンの進め方かもしれません。
「自分より上手な人に、私が教えられることなんてない」って思うかもしれませんが、そんなことないんです。
あなたが当たり前にやっていること、知っていることが、その人にとっては貴重な情報なんです。
「わからないこと」への正直な向き合い方
「でも、質問されて答えられなかったらどうしよう」
「知らないことを聞かれたら、バカにされるかも」
そんな不安もありますよね。
特に、相手が経験豊富そうな人だと、完璧に答えられないとダメだって思ってしまう。
でも、ここで大事なことをお伝えします。
分からないことは、分からないと言っていいんです。
「すごい人が来るから」って、前日に徹夜で勉強したり、知ったかぶりをしたりする必要はありません。
むしろ、無理に知っているふりをする方が危険なんです。
曖昧な知識で答えてしまって、後で「あれ、違うこと教えちゃったかも」って不安になる。
それより、正直に「その点は詳しくないので、調べてから後でお伝えしますね」って言う方が、ずっと誠実ですよね。
実際、「わかりません」って正直に言ってくれる先生の方が信頼できるって思いませんか?
そして、「調べてからお返事します」って言って、後日きちんと情報を送ってくれたら、「ちゃんと対応してくれる先生だな」って好印象です。
大切なのは、あなたが知っていること、経験してきたことを丁寧に伝えること。
完璧な知識を持っていることじゃないんです。
もしレッスン中に答えられない質問が来たら、こう言ってみてください。
それ、私もちゃんと理解できていないので、調べてからお答えしますね。逆に勉強になります、ありがとうございます。
こう答えれば、相手も悪い気はしませんし、むしろ「一緒に学ぼうとしてくれる先生なんだ」って思ってもらえます。
知らないことを素直に認めて、一緒に学ぶ姿勢を見せる。
それって、完璧なふりをするより、ずっと素敵な先生の在り方だと思うんです。
そして実は、質問されるってことは、それだけ真剣にあなたのレッスンを受けてくれているってことなんですよね。
質問が来たら「困った」じゃなくて、「真剣に聞いてくれてる」って捉えてみてください。
等身大の自分でいることの強み
「すごい人が来るなら、私ももっと頑張らなきゃ」
そう思って、いつもより気合を入れて準備する。
その気持ちは素晴らしいことです。
でも、無理に背伸びをする必要はないんです。
等身大の自分でいることの方が、実はずっと価値があるんです。
考えてみてください。
もし無理に背伸びをして、完璧な先生を演じたとしたらその後が大変ですよね。
次に来てくれた時も、その次も、ずっと完璧を演じ続けなきゃいけなくなる。
それって、すごく疲れるし、長く続きません。
それより、最初から等身大の自分で接した方が、楽だし、長く良い関係を築けるんです。
「私、こういうところは得意なんですけど、ここはまだ勉強中なんです」
そんな風に自然体でいる先生の方が、生徒さんも安心して質問できますよね。
完璧じゃない先生だからこそ、「この先生になら、失敗しても大丈夫って思える」という安心感が生まれるんです。
実際、「リサーチOK」って募集に書いたら、本当に教室の先生や経験者の方が何人も来てくれたという話もあります。
最初は「え、本当に来るの?」って思うかもしれません。
でも、その人たちが知りたいことを、自分が知っている範囲で丁寧に伝える。
それだけで、相手は満足してくれるんです。
そして、もう一つ大切なこと。
すごい人が来てくれるってことは、あなたの教室に価値があるってことなんです。
フォロワーが多い人でも、パティシエ経験者でも、わざわざ時間とお金を使って、あなたの教室を選んでくれた。
それって、すごいことですよね。
「私なんかの教室に来てくれてありがとうございます」じゃなくて、「来てくださってありがとうございます。私が知っていることでよければ、お伝えしますね」でいいんです。
卑屈にならず、かといって傲慢にもならず、対等な立場で接する。
それが、等身大の自分でいるってことなんです。
さいごに
「すごい人が来たらどうしよう」
この不安は、教室を始めたばかりの頃、誰もが感じることです。
そして、正直に言うと、この不安は完全には消えないかもしれません。
でも、大丈夫。
不安を感じながらも、等身大の自分で誠実に向き合えばいいんです。
すごい人が来るのは、あなたの教室に価値があるから。
- あなたが知っていることを丁寧に伝える
- わからないことは正直にわからないと言う
- 背伸びせず自然体でいる
それだけで、相手は満足してくれるし、信頼関係も築けます。
完璧な先生を目指すより、誠実な先生でいることの方が、ずっと大切なんです。
次に「ちょっとすごそうな人」から申し込みが来ても、怖がらずに受け入れてみてください。
その一歩が、自信につながりますよ。

