「やる気満々で準備も完了。さあ、いよいよレッスンの募集をスタート!」
そんな気持ちでインスタやLINE、ブログなどで告知したのに…
「…あれ?お申し込みが、ない。」
「え?なんで?写真もキレイに撮ったし、文章も頑張ったのに…」
ショックですよね。落ち込みますよね。
他の先生はすぐに満席になってるのに、自分だけ申し込みがない。
「もしかして、私のレッスンって魅力がないのかな…?」
そんなふうに、自分を責めたくなってしまう気持ち、すごくよくわかります。
でも、ちょっと待ってください。
それ、本当に「レッスンやあなたに魅力がない」からでしょうか?
お申し込みが来ない本当の理由は?
実は、あなたのレッスンに魅力がないわけじゃないんです。
本当の理由は…
「お客さまにその魅力が伝わっていないだけ」なんです。
たとえば、こんな風に伝えていませんか?
「私のレッスンは、こんな内容が学べます!」
「このケーキは他のと全然違うんです!」
「イチから丁寧に教えますよ!」
一生懸命に伝えているつもりでも、これでは「言いたいことばかり伝えてしまっている状態」になっているかもしれません。
実は私自身も、今でもよくやってしまいます。
だって、自分の教室、レッスン、商品が大好きなので、つい熱が入って良さを伝えたくなってしまうんですよね。
でも、ここに「伝わらない壁」があるのです。
お客さま視点に変えると反応が変わる
たとえば、あなたが「食洗機を買いたい」と思って家電量販店に行ったとします。
そこで、店員さんからこんな説明を延々とされたらどうでしょう?
「このモデルは高温で除菌できて、〇〇社の最新フィルターを搭載、〇人分まで洗浄可能、消費電力は〜〜…」
技術的にはすごいのかもしれないけど、正直「はぁ…なんかよく分からない…」ってなりませんか?
でも、もしこう言われたら?
「この食洗機を使えば、洗い物の時間がグッと減ります。
その間にお風呂に入ったり、子どもと遊んだり…
ゆっくり過ごす時間が増えるんですよ。」
どうですか?
「うわ〜それ欲しい!!」って、思わず気持ちが動きませんか?
これが、機能ではなく「未来のイメージ」を伝えるということなんです。
レッスンも同じ。「受けたらどうなるの?」が伝わってる?
私たちのレッスンも、これと同じです。
「そのレッスンを受けたら、どんな未来が待っているのか?」
ここが伝わらなければ、いくら素敵な写真やレッスン内容を書いても、なかなか反応にはつながりません。
たとえば…
「このケーキは、米粉でつくった身体にやさしいレシピです」 ではなくて、
「家族みんなで安心して食べられる、身体にやさしいご褒美スイーツ。忙しいママのちょっと幸せな時間を届けます。」
と伝えるだけで、伝わり方はガラッと変わります。
自分目線からお客さま目線へシフトしよう
私たち講師は、どうしても「自分が伝えたいこと」を中心に発信してしまいがち。
でも、申込みにつながる発信をするなら意識すべきは一つ。
「このレッスンを受けたら、私はどうなれるの?」
という、お客さまの“未来視点”です。
- 時短できるようになるのか?
- 忙しい日々に癒しを届けられるのか?
- 家族との時間が増えるのか?
- 自信がついて、笑顔になれるのか?
あなたのレッスンの先には、きっと誰かの笑顔が待っているはずです。
それを丁寧に、具体的に、未来のイメージで伝えること。
たったそれだけで、あなたの発信は驚くほど変わります。
まとめ:伝え方を変えるだけで反応は変わる
「募集したのに申し込みがない…」
そんな時は、まず「レッスンの魅力が伝わっているか?」を見直してみましょう。
- 言いたいことだけを伝えていないか?
- お客さまの“未来”が描けるようになっているか?
自分の想いを伝えることも大切ですが、それ以上に「相手にどう届くか」を意識してみてください。
あなたのレッスンを待っている人は、必ずいます。
その人たちにちゃんと届く言葉を。
今日から伝え方をほんの少し変えてみませんか?