突然ですが、こんな気持ちになったことはありませんか?
「毎日発信しているのに、誰も申し込んでくれない…」
「価格を下げれば来てくれるかも、と思ってやってみたけど、それでも反応がない…」
「もしかして、私には向いていないのかな…」
実は、お教室をはじめたばかりの先生の多くが、同じような壁にぶつかっています。
私もそのひとりでした。
今日は、私が経験した「たった1人のワークショップ」のこと、そしてそこから気づいたことをお話しします。
お客さんがゼロになりました
オンラインに切り替えてから、お客さんがゼロになりました。
毎日発信を続けても、申し込みは来ない。
「私のお菓子を習いたい人なんて、本当にいるんだろうか」そんな気持ちが、じわじわと大きくなっていた頃のことです。
そんなとき、市の新しい施設から、ワークショップのお声がけをいただきました。
集客は施設側がしてくれるという話でした。
生徒さんがほとんどいなかった私にとって、それはまるで希望の光のようなお話でした。
価格も下げ、「これならたくさん来てくれるはず」と信じていました。
でも、
開催前日に施設から連絡が来たんです。
「申し込みは、1名です」
しかもその1人は、私のお知らせを見て来てくれた知り合い。
施設が集客してくれた人は、ゼロでした。
それでも当日、どこかで期待していました。
飛び入りで来てくれる人がいるかもしれない!と…。
でも当日、やっぱり1人だけでした。
悔しい、悲しいかなしい…それしか言葉が浮かばなかった
終わったあと、しばらく言葉が出ませんでした。
悔しい…
悲しい…
それしか浮かびませんでした。
誰かのせいにしたかった。
「集客します」と言っていた施設のことを、心の中で責めました。
価格を下げても来てくれない現実に、怒りのような気持ちもありました。
でも正直、一番つらかったのは「私って、本当に人気がないんだな」と思ったことでした。
発信しても反応がない。
価格を下げても来ない。
それでも「いつかきっと」と信じてやってきたのに、現実はたった1人。
しかも知り合い…
あの感覚は、今でもうまく言葉にできません。
「あの経験があったから」とは、まだ言えない
正直に書きます。
「あの経験があったおかげで」という気持ちには、いまだになれていません。
あの日のことを思い出すと、今でも胸のあたりがざわっとします。
きれいに「あれがあったから今がある」と言えるほど、まだ達観できていないんです。
でも、ひとつだけ思うことがあります。
もしあのとき、10名の予約が入っていたら。
「やっぱり価格を下げれば来てくれる」と思って、月3万円の収入に満足していたかもしれない。
それ以上を目指すことは、なかったかもしれない。
あのくやしさがあったから、「このままじゃイヤだ」と本気で思えた。
それだけは、ようやく思えるようになってきました。
変わりたいより、変わらない未来が怖かった
あのくやしさがあったから、「このままじゃイヤだ」と本気で思えた。
それだけは、ようやく思えるようになってきました。
それから私は、お教室運営について本格的に学ぶことにしました。
学ぼうと決めたのは、前向きな気持ちからじゃありません。
「変わりたい!」というよりも、「このまま変わらない未来が怖い」という気持ちの方が強かったと思います。
ずっとこのままなのはイヤだ。
人気のないまま終わるのはイヤだ。
そのイヤだという気持ちが、私を動かしてくれました。
学んで行動したおかげで、今見えている景色はあの頃とはまったく違います。
さいごに
発信しても誰も来ない。
価格を下げても反応がない。
そんな状況が続くと、「私には向いていないのかも」と思ってしまいますよね。
でも、それは才能がないからじゃないと、私は思っています。
私もそうでした。
変わるきっかけは、きれいな成功体験じゃなくてもいい。
くやしさでも、恐怖でも、ちゃんとエネルギーになります。
「このままじゃイヤだ」という気持ちは、弱さじゃありません。
それは、変わろうとしているサインです。
私が動けたなら、あなたも動けます。
一歩踏み出すのに、完璧なタイミングも、十分な自信も必要ありません。
「このままじゃイヤだ」という気持ちがあれば、それで十分です。
学んで良かった。
行動して良かった。
その景色を、あなたにも見てほしいと思っています。

