レッスンのときは生徒さんが楽しそうだったのに、次の予約が入らない。
そんな経験、ありませんか?
雰囲気は悪くなかったし、作ったお菓子も喜んでもらえた。
それなのになぜかリピートされない。
その理由、実はレッスンの「終わり方」にあるかもしれません。
リピーターが増えない教室に共通していること
リピーターが少ない教室に、共通していることがあります。
それは、レッスンが作って終わりになっていること。
作り方を教えて、完成品を見せて「楽しかったです!」で終わる。
それ自体は悪いことではありません。
でも、それだけだと生徒さんにまた来る理由が生まれにくいんです。
「楽しかった」という気持ちは、時間が経つと少しずつ薄れていきます。
次のレッスンを予約するかどうか迷っているとき、背中を押してくれるものが何もないと、「また今度でいいかな」となってしまうんです。
添削とは?
「添削」というと、学校の作文を赤ペンで直すイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも、ここで言う添削はそんな難しいものじゃありません。
生徒さんが作ったものを見て、「ここ、うまくできていましたよ」「次はここを意識してみるとさらによくなります」と伝えること。
それだけです。
レッスン中でも、レッスン後にLINEで一言送るだけでも大丈夫です。
先生の目線から、気づいたことをひと言フィードバックする、それが添削です。
添削があると「また来たくなる」理由
添削があると、生徒さんにある気持ちが生まれます。
「ちゃんと自分のことを見てもらえている」という感覚です。
大人数のレッスンでも、自分だけへのコメントをもらえると「先生に気にかけてもらえている」と感じますよね。
これ、実はすごく大切なことなんです。
美容室でも、行きつけのお店でも、「自分のことを覚えてくれている」と感じると、また行きたくなりませんか?
お菓子教室も同じです。
「先生が私の作品をちゃんと見てくれた」という体験が、次に来てくれる理由になります。
成長を感じた瞬間に「また来たい」が生まれる
「また来たい」という気持ちは、どんなときに生まれるでしょうか?
楽しかったとき?
美味しいものが作れたとき?
もちろんそれも大切です。
でも、いちばん強いのは「自分が成長できた」と感じたときだと思うんです。
添削によって
「前よりうまくなった」
「次はここを直してみよう」
という気持ちが生まれると、生徒さんに「次もやってみたい」という目標ができます。
目標がある人は、また来てくれます。
ちょっと想像してみてください。
習い事を続けていた頃のことを。
先生に褒めてもらった、次はここを頑張ろうと思えた、という経験が続ける理由になっていませんでしたか?
あのときの気持ちを、あなたが生徒さんに届けてあげられるんです。
添削は難しくない|気づいたことを伝えるだけでいい
「でも、添削なんてちゃんとできるかな…」
不安になる気持ち、よくわかります。
でも、難しく考える必要はありません。
「生地がきれいに伸びていましたね」
「焼き色がちょうどよかったですよ」
「次は温度を少し下げてみるといいかも」
こんなひと言でも大丈夫です。
専門的なアドバイスじゃなくていい。
正解を教えなきゃいけないわけでもない。
生徒さんの作品を見て、気づいたことをひと言伝えるだけでいいんです。
最初は短くてもいい。
「今日はここが上手でした!」それだけでも、生徒さんはきっと嬉しいと感じてくれます。
そのひと言が積み重なって、教室の雰囲気も、生徒さんとの関係も、だんだん変わっていきます。
レッスンが「作って終わり」にならないように、まずは一人の生徒さんにひと言フィードバックを送ってみてください。
その小さな一言が、あなたの教室のリピーターを増やしてくれるはずです。
さいごに
この記事でお伝えしたことをまとめます。
- リピーターが増えない教室は、レッスンが「作って終わり」になっていることが多い
- 添削とは、生徒さんの作品に対してひと言フィードバックを伝えること
- 「自分を見てもらえている」という感覚が、また来たいという気持ちにつながる
- 成長を感じた生徒さんは、次の目標ができてリピートしてくれる
- 難しく考えなくていい。気づいたことをひと言伝えるだけで十分
レッスンが「作って終わり」にならないように、まずは一人の生徒さんにひと言フィードバックを送ってみてください。
その小さな一言が、あなたの教室のリピーターを増やしてくれるはずです。

